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SNAKEのはなし『庭の記憶』

SNAKEのはなし『庭の記憶』

幼少期の思い出のひとつに爬虫類が浮かぶ。 家の庭に時折出現するトカゲには、 ペットを愛でるような感覚があったのを今でも覚えている。 トカゲ近くに手のひらを寄せ、登ってきてもらう、 じっとするトカゲをただただ見つめる、それが一連の流れだった そんな爬虫類に夢中だったわたしでも、蛇には一度も触れたことがない 蛇の存在は本当に不思議で、魅力に包まれている。 あのつるっとしたいっぽんが、なぜ速く進むことができるのか、 なぜ神聖視されているのか、そんなことを考え、 調べていくうちに形にしていた。触れたことがないからこそ 形にしてみたくなったのかもしれない

SNAKEのはなし『庭の記憶』

幼少期の思い出のひとつに爬虫類が浮かぶ。 家の庭に時折出現するトカゲには、 ペットを愛でるような感覚があったのを今でも覚えている。 トカゲ近くに手のひらを寄せ、登ってきてもらう、 じっとするトカゲをただただ見つめる、それが一連の流れだった そんな爬虫類に夢中だったわたしでも、蛇には一度も触れたことがない 蛇の存在は本当に不思議で、魅力に包まれている。 あのつるっとしたいっぽんが、なぜ速く進むことができるのか、 なぜ神聖視されているのか、そんなことを考え、 調べていくうちに形にしていた。触れたことがないからこそ 形にしてみたくなったのかもしれない

BUDのはなし『光合成』

BUDのはなし『光合成』

蕾を見ると、ワクワクやドキドキを感じる時もあるけれど、 不安になることもある。 学生の頃、育てていた花の蕾が咲かずに 枯れてしまったからだ。 きっと光合成が足りなかったんだと当時は思った。 なんとも曖昧な理由だ。 本当のところ理由はわからない。 蕾になった時点で、これから先の未来に 花開く瞬間がなくては気の毒だ。 けれど、蕾から花を咲かせるには たくさんのエネルギーが必要らしい。 本当に植物と人間は似ているように感じる。 花開くまでには、とんでもないエネルギーが 必要だし、努力だけではどうにもならないことが起きて、 なぜそうなってしまったのか 本当の理由がわからないまま終わることだってある。 花を咲かせずに枯れてしまう事は悲しいし悔しい。 けれど、自分がやり切ることができたのならば、 それは次のエネルギーへときっと変わっていくはずだ。 そうでなくては困る。 そんな蕾の可能性を信じたい、 突き進んでいきたいというおもいで BUD がうまれた。

BUDのはなし『光合成』

蕾を見ると、ワクワクやドキドキを感じる時もあるけれど、 不安になることもある。 学生の頃、育てていた花の蕾が咲かずに 枯れてしまったからだ。 きっと光合成が足りなかったんだと当時は思った。 なんとも曖昧な理由だ。 本当のところ理由はわからない。 蕾になった時点で、これから先の未来に 花開く瞬間がなくては気の毒だ。 けれど、蕾から花を咲かせるには たくさんのエネルギーが必要らしい。 本当に植物と人間は似ているように感じる。 花開くまでには、とんでもないエネルギーが 必要だし、努力だけではどうにもならないことが起きて、 なぜそうなってしまったのか 本当の理由がわからないまま終わることだってある。 花を咲かせずに枯れてしまう事は悲しいし悔しい。 けれど、自分がやり切ることができたのならば、 それは次のエネルギーへときっと変わっていくはずだ。 そうでなくては困る。 そんな蕾の可能性を信じたい、 突き進んでいきたいというおもいで BUD がうまれた。

IVYのはなし『幼少期にみた一軒家』

IVYのはなし『幼少期にみた一軒家』

幼少期、たくさんの蔦が這う一軒家を見て ちょっぴりの怖さと好奇心を感じたことを思い出した。 蔦に覆われているあちらとこちらでは まるで違う何かがあるようにさえ感じた。 蔦はとても強い生命力を持っていて枯れにくいそうだ。 表面に蔦が這っていればその中にいるものは守られているような気がした。 当時小さかった私はそんなことを思った。 そんなことあるはずもないと今ではわかるけれど、 歳を重ねてからも蔦に覆われている建物を見ると同じように思う。 そんな幼少期に感じた感覚をふと思い出したとき IVYがうまれた。

IVYのはなし『幼少期にみた一軒家』

幼少期、たくさんの蔦が這う一軒家を見て ちょっぴりの怖さと好奇心を感じたことを思い出した。 蔦に覆われているあちらとこちらでは まるで違う何かがあるようにさえ感じた。 蔦はとても強い生命力を持っていて枯れにくいそうだ。 表面に蔦が這っていればその中にいるものは守られているような気がした。 当時小さかった私はそんなことを思った。 そんなことあるはずもないと今ではわかるけれど、 歳を重ねてからも蔦に覆われている建物を見ると同じように思う。 そんな幼少期に感じた感覚をふと思い出したとき IVYがうまれた。