BUDのはなし『光合成』

BUDのはなし『光合成』

蕾を見ると、ワクワクやドキドキを感じる時もあるけれど、
不安になることもある。
学生の頃、育てていた花の蕾が咲かずに
枯れてしまったからだ。
きっと光合成が足りなかったんだと当時は思った。
なんとも曖昧な理由だ。
本当のところ理由はわからない。
蕾になった時点で、これから先の未来に
花開く瞬間がなくては気の毒だ。
けれど、蕾から花を咲かせるには
たくさんのエネルギーが必要らしい。
本当に植物と人間は似ているように感じる。
花開くまでには、とんでもないエネルギーが
必要だし、努力だけではどうにもならないことが起きて、
なぜそうなってしまったのか
本当の理由がわからないまま終わることだってある。
花を咲かせずに枯れてしまう事は悲しいし悔しい。
けれど、自分がやり切ることができたのならば、
それは次のエネルギーへときっと変わっていくはずだ。
そうでなくては困る。
そんな蕾の可能性を信じたい、
突き進んでいきたいというおもいで
BUD がうまれた。
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